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2008-08-08(Fri)

狼と香辛料8巻の感想レビュー(ライトノベル)

・今回は対立の町〈上〉ということで、前半部です。
賢いけど素直すぎる少年コルを旅のお供に加わえ、以前一杯くわされたやり手の女商人エーブを追うことにしたロレンスとホロがたどり着いたのは、三角州を挟んで北と南が対立した町だった…という出だしです。

ロレンスとホロ、コル、エーブそれぞれとのやりとりが見ものです。
ロレンスとの関係が三者三様で異なるので、内容も駆け引きの勝敗も合わせて変化するのが読んでいて面白いです。
相手の出方や反応を見ながら話すシーンでの間の取り方が絶妙で、単に言葉をまくし立てて笑いを取りに行くような普通のラノベよりもウィットに富んでいて洒落たセリフが多いのが素敵です。
セリフだけでも十分に伝わるものが多いですが、『ロレンスはこういう意味を言外に含ませてそのように言ったのだ』というような地の文による解説が付いている場合が多いので、読みやすく、説得力のある文章になっているのが魅力です。

お話的には『狼の足の骨』の噂の真相を求めてエーブから手掛かりを得ようとする一行ですが、タイトルにあるとおりの『町の対立』にいつの間にか巻き込まれていく感じにハラハラさせられます。
劇中で今までとは違う側面を見せるエーブですが、そこは一筋縄ではいかないベテラン商人です。
ロレンスへ渡した手紙の意味などが解き明かされていくくだりには唸らされます。
色々な事実が明るみにでて、収束していく大詰めでは、めちゃめちゃ良いところで下巻へ続いていく辺りがニクいです。
早くも下巻が待ち遠しくなるかと(^_^;)。

会話の応酬を楽しみつつ、与えられた情報を元に結末を予想しながら読み進めていくのが好きな方には、特にオススメしたいうってつけのシリーズです。
コルが解いた貨幣の謎も明らかになっているので、気になっていた方は是非ご確認下さいませ~。
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